ヒサシタ ナカエです。
先日夜遅くに更新するのやめようかと言ったな?…アレは嘘だ。
と言いつつ、眠たげに瞼をこすりながら記事を書いてます。
だからさあ…脳が疲れてるから、深夜更新はやめようよ…。
(自分に向かって言ってる)
左手デバイスを導入することになった経緯
さて、今日は左手デバイスにについて語ろうと思います。
よく「このデバイスがオススメ」とかいう記事を、他の絵描きさんが
発信してくれてると思うので、私は左手デバイスについて自分の
経験を語ろうと思います。
私はメインの仕事でもPhotoshopを使うことが多いので、
デジタル作業の効率を図るためにはショートカットキーを覚えて
使いこなす必要があり、Photoshopで使うショートカットを
体に叩き込んでいきました。
その結果、長年やってきたのもあって、かなりの作業効率アップに
成功することができました。
ですが、もともと指先をすばやく動かしたりとかが苦手だったのか、
無意識にかなり手首と指に負担をかけていたようで、
ついには腱鞘炎になってしまいました。
このままでは効率化どころか、せっかく覚えたショートカットも使えず、
仕事ができなくなりそうで困り果てていました。
なにかいい案がないかと探してたどり着いたのが
「左手デバイス」でした。
左手デバイスとの出会い
調べていて最初にお世話になったのはロジクール社(日本ではロジテック社?)
の「アドバンスゲームボード G-13」でした。
丁度これを使い始めたときに、デジタルでお絵描きする界隈で
左手デバイスが浸透し始めてきていたようで、レビューや活用方法も
多くまとまられており、いいタイミングでの出会いでした。
左手デバイスを初めての購入しますし、割と値段が高かった
デバイスなので、慎重に検討して購入したのを覚えています。
このG-13というデバイスの細かいレビューは、沢山の方がネットに
レビューを公開してるので省きますが、
結果としては、機能面や使い心地もよく、見た目もかっこよかったので、
初めて購入したわりには大満足の製品でした。
おかげで長年愛用しましたね。
しかし、本来はゲーム用のデバイスのはずが、
まさかのお絵描き用にも使われることになるとは…。
メーカー側も思ってなかったかもしれませんね。(笑)
左手デバイスのデメリット
ただ、やはり経年劣化というか、長年使ってるとパーツも
傷んできますので、これまでG-13を2台購入しました。
特にこのG-13は、親指部分のアナログスティックや
サイドパネルキーが壊れやすいようで、私の一台目も1~2年で
調子が悪くなってきてました。
G-13に限らず、デバイスも「物」ですからね。
いつかは壊れて買い替え時がきてしまいます。
そこで出てくるのが、左手デバイスのデメリットです。
左手デバイスのデメリットとは…
「生産終了の恐怖」と「体の慣れ」
まさにこれですね。
長年使ってると壊れるのわかってても、買い替えが利きづらい
というのが一番怖いところです。
メジャーなメーカーで、売上良好なデバイスは後継機が
登場するでしょうが、マイナーなデバイス選んでしまうと、
そうはいきません。
そもそも左手デバイス自体が、パソコンの周辺機器としては
ニッチな商品ですしねぇ…。
また、左手デバイスを使うことに体が慣れてしまうと、
使ってたデバイス壊れたときや、別のデバイスを購入した時に、
また体を慣らしていくを強いられます。億劫ですよね…。
「自分はいつもこれを使ってるから」
「これが自分にピッタリだ。他の機器なんて使ってられない!」
なんて状態で長年使ってると、ある日壊れた時困ります。
まあこれは左手デバイスに限らず、パソコンのソフトウェアや
ハードウェア…ひいては人生全てにも言えますけどね。
時代が進むにつれて、どんどん新しいものが登場してきます。
そして古いものは淘汰されていくという…。
(なんだか哲学っぽいなぁ…。)
ITとかパソコン界隈だと、まさにそういうのが強く表れますよね。
左手デバイスに限らず、新しいモノにはどんどん乗り換えて、
「生産終了の恐怖」や「体の慣れ」から脱して行きましょう。
体に新しい左手デバイスを慣らせるのが毎度大変だとは思いますが、
こればっかりは仕方ないですね。
最終的に落ち着いたのは…
で、私が最終的に辿り着いた左手デバイスは、
以前の記事でも書きましたが、CLIP STUDIO TABMATEです。
私がお絵描きに使ってるソフトウェア、CLIP STUDIO PAINTの
メーカーであるCELSYS社が独自に開発発売してる公式のデバイスです。
なぜこれを選んだかの詳しい話は、以前の記事をご覧下さい。
選択の理由を軽く挙げると、
「お絵描きに使ってるソフトウェアと、互換性が保証されてる」
という安心感があるからです。
どれだけ有名なメーカーだったとしても、
購入前に一番に気なるのは、
「今使ってる自分のパソコンやソフトウェアに対応してるのか?」
ということを考えますよね?
もちろん左手デバイスの機能と使い心地も大事ですが、
やはり公式のデバイスの「互換性」という点では安心感が違います。
しかも自分が使ってるソフトウェアの公式デバイスですので、
買い替え時の生産終了・在庫などのリスクも低く、
より改良された後継機の登場にも期待できます。
実際このCLIP STUDIO TABMATEは、数年前に登場した、
「TAB-MATE CONTROLLER」という機種の後継機ですしね。
まとめ
そんなわけで私の結論としては、
左手デバイスを使っていくなら、
「時代に合わせてデバイスを乗り換えれる柔軟な気持ち」
が必要ということですね。
それが難しいなら、キーボードとマウス操作のままのほうが
よいと思います。
まあ、将来的にタブレットのように、完全にキーボードも
マウスもなくなって別の操作形態になっていくかもしれませんが。
ようは柔軟に合わせていけないなら、左手デバイスに頼らず、
使う端末の「標準の環境」で済むようにしていけば、
「体の慣れ」を頻繁に替えず済むよという話です。
以上、自分の経験をもとに語ってみました。
もし皆さんが、左手デバイスを購入するのであれば、
参考になればと思います。
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